お世話になっている、暮らしランプさんのイベント「SPECIAL PORTRAIT」へうかがいました。
トークイベントにて、アーティスト・りくさんのお話に感激しました。「絵を描いていて失敗も成功もない、完成したと思ったことがない。失敗してもマイナスではない、マイナスにするかプラスにするかは自分次第。だから続けていく。」「絵を描く以前の自分は『疲れることを怖い』と思っていたけれど、疲れることは悪いことではないと感じた。」 絵を教えておられる先生から「人生は疲れるもの、みんな疲れるもの。その疲れは自分にとっていい疲れかどうか感じ取ってほしい、疲れることを恐れないでほしい。」といったメッセージを伝えておられました。
そういえば日常生活をふりかえると、疲れる前にやめたり、そもそも最初からあきらめてしまうことがあります。支援の場で考えても、無理しないように、疲れて後で困らないようにと、どこか変な抑止力が働いてしまいがちだなと思うことがあります。そうではなくて、何かしたら疲れて当たり前だし、疲れは達成感や幸福感になって成長する種のようなエネルギーの証だなって思いました。
みなさんの芸術作品にふれて、利用者さんというよりアーティストたちのイキイキした姿を見て、とてつもない元気パワーをいただきました。ありがとうございました！